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意外とワイルドっす

昨日のバレーは、体育館の熱気と湿気でいつも以上にヘバッてしまい、最後は蜃気楼の中をさまよっている様な気分でした。
それでも家に帰ったら「ご飯作らなきゃ」、「キャンプの片づけしなきゃ」・・・これが弟君の現状かと、8時間講習で疲れて帰ったのにまだ宿題に追われる子供の重だるさを身をもって知りました。

「ご飯は?」も「宿題は?」も、
「わかってるから言わないでーーーーーー」ですね。


さて、キャンプから帰ったオカピには、全然疲れも見えず、むしろ清々しいくらいの余裕が感じられました。
思い出話を聞く限りでは、トレッキングで背丈以上の藪の中を回り道することになったり、野尻湖でイカダ漕ぎの息が合わず泳いで押して渡る羽目になったりと、結構ハードな毎日だったようですが・・・

やはり、お互いのキャラや立ち位置、自然、不便、自己責任、母不在・・・と、全てが手探り、探り合いの中学キャンプとは「慣れ」が違ったのでしょう。押すのも引くのも分かりきった間柄で、想定外も失敗も笑いに変えて楽しんできた様子が伝わってきました。

ここ、母も慣れました。
中1の頃は、何となく聖光のキャンプといえば、至れり尽くせりの「グランピング」の様なイメージがありました。

ところが、雨でもテントから避難させてもらえる訳でもなく、蚊取り線香が焚ける訳でもなく、失敗した時用のご飯が炊飯器に控えてる訳でもなく、シャワーも運次第・・・真っ赤に焼けて燻されたボクちゃんが異臭とともに帰ってくるのです。その廃れようから、聖光の「手厚い」イメージとは逆の「意外とワイルド」を知り、これが男育てと理解し今に至ります。

ある保護者会では、「どんなに間違っても、とんでもないことにはならないのがうちの学校です」というような言葉を聞きました。(その時はスマホの使い方か何かの話でしたが・・・)これで「聖光時代は安心して失敗したり恥をかいたりしていいんだ」と腑に落ちてしまった私は図々しいのかも知れませんが、「正しさ」にこだわり、「見逃す」「諦める」のが苦手だった堅物オカピを、「間違わない」環境で守ってしまうよりは、ほどよく解き放ってくれる「ワイルドさ/ゆるさ」に預けられて良かったです。

なので、今回中1さんから「高校になると準備も手慣れたものなんですね」とのコメントをいただきましたが、オカピの気楽な準備も、本人の成長というよりは、あえて「困ってこい」「工夫しろ」と、足りない前提で本人任せにしたに過ぎません。一方で「着火剤の牛乳パックを★が炭が要らないくらいたくさん持ってきてくれた」と、手厚い母の影もありましたが・・・
 

ところで、今回、心配していた燻製臭、生乾き臭はそれほどでもありませんでした。
それでもジーンズと靴下を靴用洗剤に一晩つけ置いたらこの色

Q,灰皿にでも落ちたのでしょうか?

灰

A,1日目、飯盒をズボンの上に置いた。
  2日目、トレッキングで土埃がすごかった。
  3日間飯盒の時に炭が付いた。

「どうせ汚れるから」と、3日間同じズボンを履き続けたってところも進歩/諦めです(笑

私も再生を諦めました


荷物だけでも重いのに、豊作のじゃがいもを律儀に20個も持ち帰ったオカピと、それでも「バスで帰ってきな」の母なのでした。
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プロフィール

福耳じゅるんこ

Author:福耳じゅるんこ
福耳じゅるんこ・・・ゴリラ?イノシシ系妄想母。

福耳オカピ・・・草食珍獣長男。高1になりました。

福耳ウータン・・・オラウータン系オトナ次男、ついに受験生。

福耳ヘロシ・・・2人目は出番なし。まぁデキダン。

幼稚園では落ちこぼれ。「発達にでこぼこのあるタイプ」のオカピを優しく導いてくれたのが四谷リトルでした。
いよいよ本格お受験スタート!となった矢先に遠くフランスへ飛ばされてしまったファミリーです。

<追記> 帰国枠残念、一般受験リベンジを経て熱望校に通学中です。お受験編は完結しましたが、中学・高校生活のことも少しずつ書き足していこうと思います。

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