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お受験を決意する瞬間 3

2011年10月19日(パリ日)
月曜の授業参観はフランス語でした。
5年・中級・7名。まるで幼児の英語教室のようなプログラム。
歌を聴いて、歌に出てきた食べ物のカードを捜して、順番に並べ替えて、歌って、歌って、歌って・・・お買い物。
レベル低っ

1人「羞恥心」の発達が遅れている子、オカピ。
真面目過ぎるともとれるのか、「学校でオン、家でオフ」という状況を目の当たりにしました。

先生の発することの全てに期待以上の反応をし、授業も先を読んで最大限に参加する姿勢。
なんじゃ?あの集中力&吸収力。
オカピ1人、恥ずかしいほどに熱い男でした。

もちろん、他のお母様たちからは大絶賛。
そりゃぁ、他の子はもじもじ歌わないし、筆箱いじったり、隣とつっつき合ったりしているんですから。
仲良しのお母さんには、
「私は家でのオカピンも知ってるけど別人だよ、別人!じゅるんこちゃんの話聞いてないだけじゃなくて、私にも返事なんてしてくれたことないもん!」と力説されてしまいました毎度失礼しています。

極めつけは歌の時間。

むぅ~~~ん ぷちでじゃねぇぇぇ~(←赤マムシ風フランス語)
オカピの声だけが教室中に響き渡り、Mmmmmmmnのもだえ声まで

母たち、うつむいて肩を揺らしまくり。
先生「声が小さいからもう1回!」
→→真面目に声量アップしているのはたった1匹。

むぅ~~~ん もん ぐてぇぇぇ~
今度はくねっちゃってるよぉ~


5年にもなって、知っている母たちの前で、5歳レベルの歌なんて普通は歌っちゃいられないはず。これは国語や算数、学習発表会よりも恥ずかしい参観でしょう。

それでも全力投球できるオカピには何かが欠けている。
でもそれって長所でもあるんだよなぁ~と実感した参観でありました。

「やっぱりこの子が浮かない学校に入れてあげたい


・・・というわけでみなさん、日本人学校帰りの子に、「○○語ペラペラ?」と聞くのはやめてあげてください。
ん?ぬるいのはパリだけ?

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お受験を決意する瞬間 2

2011年9月19日(パリ)
海外ネットの社会科ライダー2号先生。
後期の歴史では毎回コスプレに熱が入っております。

古墳・飛鳥時代は中大兄皇子。
「う・まる・この化石」(糞石から当時の生活が分かるってところ)とか「推古天皇はおばさん。でもババァって意味じゃねえぞ。ホントの伯母さんだ!」(聖徳太子の伯母ってところ)という具合に、小5男子の心をくすぐるオラオラ&ギリギリ授業を展開してくれています。
私は算数のダンディーな先生のファンだけど・・・「こんにちは、ジェームスです」ってバッチリ「○木×△先生」って字幕出てるじゃん!

新学期、1週間の流れの中に海外ネットを組み入れてから2週間が過ぎました。
週の授業を【約1時間半×4科分】受けて、土曜に配信される週テストを自宅受験、スキャン送信。次の週にはテストの見直し映像を見てからその週のサイクル…

日本の塾生と同じ進度で授業が受けられるのはありがたいのですが、やはり恨めしいのは通学時間ロス。結局サッカーをやめて週末に帳尻を合わせることにしたものの、平日にもやらせておきたいことは盛り盛りで、遊びに誘われるのも、公園に行きたいと言われるのも、煩わしいと感じてしまう始末でした。

伸び伸びさせてあげたい⇔放っておくのは勿体ない
海外体験優先⇔帰国後生活優先
親も苦しい⇔逃げるなじゅるんこ…

しばらくは「受験を考えない生活」と「見据えた生活」との間でどちらにも転べずにおりました。少し前ならどっちつかずでも良かったかも知れない。でもあと1年半。漂っている暇はないと思うと焦るものです。

そんな中、パリ日に発達の専門家の先生が循環相談に見えるというので(←ご褒美出張の香り?)、個別相談を申し込みました。今でこそ単なる長男病レベルに落ち着いたオカピですが、過去には療育の歴史、今でも陰にはたくさんの嘆きと衝突があるのです。
超個性派がどう育っていくかという見通しと、お互いのストレスを軽減させる対策があるなら教えて欲しい…

先生のお話は、目からウロコの連続でした。

Q.1 みんなにしっかりしていると言われるのが、家でのアホさ加減からすると信じられない。

先生「彼は外では一生懸命空気を読もうとスイッチをオンにして頑張っています。家ではオフになっているだけです。ちゃんと自分で育つ力がありますよ」

→それなら別人のような評判にも筋が通ります。(駐妻界の褒め殺しトークのせいだと思ってたもので)

Q.2 注意されると自殺しそうな勢いで落ち込むくせに、すぐに忘れて身に着かない。

先生「自閉タイプのお子さんは立ち直れないことに苦しむんですよ。漫画くらいで切り替えられるのは息子さんの才能です」

→お~っと、『コロコロ』に感謝しなくちゃ~~~

Q.3 完璧主義過ぎて受験なんかさせたらつぶれそう。

先生「むしろやればやっただけ数字に出るっていうのが向いているんです。受験に意味なんて要らない。ゲーム感覚で乗り越えちゃうのがこういう子たちなんです」
「開成・灘なんて行ったら発達障害の子ばっかりですよ。上位校に行けば行くほど、彼の波長に合う仲間が見つかるはずです」

→これが一番聞きたかったのかも。オカピの分類完了。やっぱり勉強はできても生活はできないタイプは存在してるんだ!

さらに、「周りから浮いてしまったり、先生の無理解に苦しんだりする子が多い中で、日本人学校ののんびりとした中で、自信を持って今を過ごせているのはとても恵まれているよ。」とも。
これまでは欠けている部分を補うことに躍起になっていたけれど、先生の発想は「足りないままでもやっていける環境を整えてあげればいい」ということでした。今はむしろ発達障害だと公言することはメリットを生むのだと。隠して適応に苦しむよりも、堂々と割り切ればいいのだと。

「だって大人になったら好きなことだけやってても文句は言われないでしょ。それまでの環境選びが大切だからね」

ブーラボーーーーー

やはり私学だろうとのことです。近所なら逗子開成なんてオススメだと。

「こうなったら私の全てを投げ打ってでも、お受験母がんばります!」
「いえいえ、まずは子離れしてください」

ちーーーん

お受験を決意する瞬間1

4年生~5年生、ウータンが幼稚園のサッカー教室に入ったせいで、オカピの方も小学生クラスに紛れ込んでしまった時期がありました。毎回、痛々しいくらいに足を引っ張っていて・・・
そりゃぁ、セリエAパリサンジェルマンのジュニアのコーチ(日本人)がやっているようなクラブに、健康増進目的の小4初心者が珍入ですから当然です。
オカピはオカピの精一杯を出しているつもりでも、コーチには「ふざけてんのか?」くらいに見えていたことでしょう。

そんな珍入者にもついにリストラの時がやってきました。
5年の夏、「夏休みが明けてもノーバウンドのリフティングが15回できない者には退部してもらう」のお達しが・・・

親としてはしめたもん。ちょうど四谷ネットが始まり、どこから時間を捻出するか?と言ったら、日曜のサッカーがお邪魔だったから。
でも、練習もしてみないうちから「無理無理、やめちゃいな」と言うのは教育上いかがなものか・・・?とりあえず、練習はしてみようということになりました。

でも、やる気以前に、体の機能、運動神経そのものが足りてないんですよ。この時点ではまぐれで3回できればいい方。

へろ~ん、ぺろ~ん・・・無気力な練習が続いたところで、
「どうだった?」
「うーん、できて4回

(「やっぱりね、その練習じゃね」と思いつつ)
「すごいじゃん進歩したじゃん
(と、一応盛り上げてみたのに)

「でも無理だよ~あと3.75倍だよ~」とさらり。

「あなたは今すぐサッカー捨ててよし

この子の根性は勉強で鍛えればいいと思った瞬間でした。

パリのお受験環境2

このブログのメインキャラになるであろう、カテキョー・ド・Sッチは、日能研リーグ加盟塾の代表をしつつ、人数の少ない学年は家庭教師で回っている先生です。

オカピは、4年の夏からSッチと算国を始め、
5年の夏休みからは、四谷の海外ネット生として、理社も追い上げ始めました。

Sッチは「男は4科!」派。
実際4科でないと選択肢が少ないんですが、理社の1年半分のハンデはかなり苦しく、2科に逃げようとすると「単に勉強時間が減るだけですよ」・・・斬り

国語・・・Sッチ任せ。日能研のカリキュラムのみ。6年秋までに終了。
算数①・・・予習シリーズ4年上下→予習シリーズ5年上→日能研5年下→日能研6年上・下(Sッチと6年1学期までに終了)
算数②・・・予習シリーズ5年下→6年上(海外ネット通りに自学。CSクラス用、夏前に崩壊)
理社・・・海外ネット、抜けが多過ぎたものの、超個性派講師陣に男子ツボを刺激されまくり、スポンジ吸収。

日能研全国模試・・・パリ郊外の日本人幼稚園で月1回受験。
四谷合不合予備・・・自宅受験。
四谷週テスト・・・算国棄権多発。
四谷組分けテスト・・・Sクラス死守。

クラス別の週テストは自主勉では太刀打ちできず、復習ナビ重視。
組分けテストや模試では、日能研でも四谷でも夏前には4科偏差値68は取れるようになってきました。でも内訳は毎回バラバラで、4科の合計点で何とか帳尻を合わせるタイプ。

海外ネットを毎週こなすことに追われ、理社だけで手一杯。ほとんど振り返りのできない状態での夏期講習乱入でした。
この頃のボロボロに疲れ果てた日々の日記です。

2012年6月7日(パリ)

算数で、すぐに応用問題に取り掛かろうとするオカピに、焦らず基本→練習→応用と順を追うよう伝えたかった。
大人でも思考停止するような問題なのに、たった11歳の子が追い込まれている。
だって見切り発車し過ぎだから。もう直感で切り拓けるレベルじゃないんだよ。でも基本からやるのはプライドが許さないんだよね~

「生まれて初めてやったんだから」
「応用の前じゃ、オカピだって1年生なんだよ」
「1回目は解法見たっていいんだから」…

いろんな言い回しで「気負うな」と伝えてみても、どれも受け入れてはもらえず、結局親子喧嘩の日々。
オ「やってみせる!」母「やらなくていい!」論争。
実は贅沢な悩みのような気もするけれど・・・
(ウータンなら、ウ「やらなくていい?」母「やってみせろ!」論争になるわ

そんな中、昨日ふと出たフレーズ。
「オカピのやってることって、パンツ履かないでブラジャーしてるようなもんだよ」

…どうやらしっくりきたらしい。ちゃんと基本問題からやり出した。
あれ?あなたの下着の応用編に、ブラジャーは出てこないはずだけど…

その後も、基本をすっ飛ばす度に、
「またブラジャーから着けちゃってない?」
「あっ

しばらくはこの手でいけるかしら?

そういう母は、パリ日祭りの仕事から逃げています。
パンツ系、当たり前な、基本的な作業は親子で大嫌い。

パリのお受験環境1

応援ありがとうございます。
たくさんの方にご覧いただけるのは大変光栄なのですが、ランキング・・・模試の記憶がよみがえってくるようで、胸がきゅーーーんとなってしまいます。
数字には随分振り回され、痛い目にも遭いました

さて、日本が台風のさ中、パリでは熟女の祭典?パリジェンヌマラソンが開催されていました。

今年は日本がテーマだったらしく、フェイスブック上には、たい焼き、奥女中、花笠音頭、力士、ヅラ、ヅラ、ヅラ・・・と、かつての恩人たちの呆れた仮装大賞が溢れていました。
つまり、こんな土地柄です。受験産業なんて根付くわけがありません!だって母たちは遊びに余念がないんですから!!

一応フォローしておくと、日本人学校母というのは、学校が遠い分朝は早いし、お弁当づくりはあるし、注文弁当はあるけど高いし(6€)、バス停までの送迎があるし、バスのモニター当番があるし、バス役員も親師会役員もすぐ回ってくるし、子供は勝手に遊びに行けないし、家はすぐに壊れるし、直してもらったはずなのに直ってないし・・・と、日常的にかなり頑張らされています。6年母は卒業アルバムも自分たちで作っていますし。

だからいいじゃない?!習い事ぐらい、ランチぐらい、買い物ぐらい、仮装ぐらいしたって~…と、自分へのご褒美率は高まります。私も「鬱にならないだけありがたく思え!」くらいの強気で楽しませていただきました。それでもかなり地味な方ですが。

今となっては、自分のために習い事なんて優雅なことは考えられませんが、大事に完成させてきたカルトナージュの作品たちだけが、確かに私がおフランスで生きていたことを、今も証明してくれています。
ごめんよー畳の上で!リバティマガジンラック


本題、パリのお受験事情です。おそらく先進国の主要都市の中ではかなり残念なランクでしょう。

学校が遠い。まともな塾がない。英語もフランス語も育たない。母たちに誘惑が多過ぎる・・・

これがお隣、ロンドンだったら、日本人学校の隣りに四谷系の塾があって、学校帰りに通塾できるそう。
会社の人は、マレーシアやシンガポールで普通に早稲アカに通えていたし、クラスの子はシドニーの四谷系列塾出身。ニューヨークにはサピックスもあるんでしょ・・・

それなりに日本人はいるのに、塾産業が育たない、ゆるーくぬるーーーい空気が漂い、本気で受験を考えているご家庭や、中学生は、家庭教師策で乗り切っているようでした。

オカピの場合、4年の夏に、日能研のオープン模試をふらっと受けに行ったご縁で、いい先生にめぐり会えました。
一応日能研リーグ加盟の塾らしきものは2つあって、月1で模試を受けることはできるのですが、もしあの時もう1つの塾の方に申し込んでいたら、今頃どこをさまよっていたことか・・・

プロフィール

福耳じゅるんこ

Author:福耳じゅるんこ
福耳じゅるんこ・・・ゴリラ?イノシシ系妄想母。

福耳オカピ・・・草食珍獣長男。高1になりました。

福耳ウータン・・・オラウータン系オトナ次男、ついに受験生。

福耳ヘロシ・・・2人目は出番なし。まぁデキダン。

幼稚園では落ちこぼれ。「発達にでこぼこのあるタイプ」のオカピを優しく導いてくれたのが四谷リトルでした。
いよいよ本格お受験スタート!となった矢先に遠くフランスへ飛ばされてしまったファミリーです。

<追記> 帰国枠残念、一般受験リベンジを経て熱望校に通学中です。お受験編は完結しましたが、中学・高校生活のことも少しずつ書き足していこうと思います。

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